ケースや風防のメンテナンスはセーム革で!
ケースと風防は、人の手が接触しやすい場所なので定期的にメンテナンスしておかないと、すぐに汚れがついてしまいます。メンテナンスでおすすめなのがセーム革です。鹿の革なのですが、油汚れもしっかり吸い取ってくれるので、ケースや風防のクリーニングに最適なアイテムです。本体に汚れがついていると水拭きしたくなるかもしれませんが、あまりおすすめしません。水がケース内に入ると中にあるムーブメントなどが錆びてしまう可能性があります。防水の機械式時計であっても、水が内部に侵入しないとは限らないので、水拭きは避けるようにしましょう。時計をつけて帰ってきた後は汗がついているので、セーム革で必ず拭き取ってから保管するようにしてください。
ベルトはどうやってメンテナンスする?
機械式時計のベルトのメンテナンスですが、素材によって変わります。金属製のベルトの場合は、コマとコマの間に汚れが入りやすいので、取り外して水洗いしましょう。洗剤は食器洗いに使いような中性洗剤で大丈夫です。もし超音波洗浄機があれば、コマの間に入り込んだ皮脂汚れも綺麗に落とすことができます。傷が気になるようならコンパウンドなどを使って磨けば綺麗になりますが、深い傷にはあまり効果がありません。無理に磨くと余計に傷つけてしまうので、専門店にお願いしたほうがよいでしょう。革製のベルトは乾燥を防ぐために、クリームを塗って保湿してあげましょう。金属製のものよりメンテナンスが難しいので、毎日同じベルトを使わないように取り替えながら使うのもおすすめです。
オーデマピゲはスイスの時計ブランドの一つです。機械式時計を手掛けていて、世界でのトップクラスの技術を持っています。